ウレタンスクリーン
第3の素材―ウレタン樹脂は多くの可能性を秘めています。
耐摩耗性に優れたポリウレタンエラストマーを使用し、縦線と横線の交差部分を溶着させる事により、網目を形成しているスクリーン。
ウレタン素材の弾力性、軽量性、柔軟性、加工性を活用する事で、選別現場の様々なニーズに対応可能です。
全溶着タイプ (素線の交点を全て溶着)
タテ線とヨコ線の交差部分全てを溶着させたタイプ。しっかりと溶着されているので、開目が安定し、高い選別精度が実現できます。
織網と同様に、目詰まり対策・処理量アップ対策としてトンキャップ(長目)タイプも製造可能です。タテ線とヨコ線の太さを変える事が可能なのも、ウレタンスクリーンのメリットの一つ。(写真は、ヨコ線「太」・タテ線「細」を使用しています。)
トバシ溶着タイプ (素線の交点を一定間隔で溶着していない)
ピッチトバシタイプ
素線交点を一定間隔溶着していないもの。トバシ部分がフリーになる事で、フルイの振動と共振(きょうしん)し、有効な目詰まり対策となる。開目10mm以下の選別で効果を発揮する。(写真、黒マジック部分を溶着している)
チドリトバシタイプ
素線交点を交互(チドリ)に溶着している。開目が10㎜以上の選別に対して有効。(黒マジック部分を溶着している)
荷姿
ウレタン素材は柔軟性がある為、梱包荷姿もコンパクトで保管場所も大きくとりません。また、軽量なので、スクリーン交換時にプラント上部への搬入もラクに行えます。