網破損

せっかく交換したのに・・・

網破損

網交換もひと仕事です。

振動フルイの中にもぐり込み、一日がかりでやっと全面取替えたが・・・

出来れば避けて通りたい・・・

せっかく交換したのに、フルイを稼働したら破れた・・・

しかも、同じような場所が繰り返し破れる。

網を破る力がどこかに潜んでいる可能性があります。

破れた網をにらみつけたい気持ちをグッとコラえて

下のポイントを確認しましょう。

POINT 1):バタツキ
クッションゴム

振動フルイ本体のサポートフレームへ取り付けられているクッションゴムは網とフラットバー(鉄鋼)が直接接触する事を防ぎ、網の破損を防止するだけでなく、振動時の網のバタツキを防ぐ役割を果たしています。時として、数カ所あるクッションゴムの一部のみを新品と交換し、他方は摩耗したまま振動をかけてしまうと、網のバタツキ、クッションゴム外れの原因となり網破損へとつながります。

  • クッションゴムと網がしっかりと密着し、下からの押し上げで、網が「弓なり」にしっかりと張られている事が大切です。取付後、下から網をグッと押し上げて確認し、緩みがない事が肝心です。
  • クッションゴム、クランピングバー、ボルト類等 周辺消耗品は毎回新品と交換する事をおすすめします。
  • Jボルト等を使用して、あらかじめバタツキ防止策を行う
POINT 2):クランピングバーがフック奥まで入っていない
クランピングバー1

金網を引き張る際に使用するクランピングバーが網フック部分の奥まで十分に入ってないままテンションをかけると、当初、「きちんと引き張っている」にも関わらず、フルイ本体に振動がかかると、クランピングバー先端が網フック部分の奥に、「再度、入り込む」事となり、結果網テンションが緩み、バタツキが発生し、網破損へとつながります。

クランピングバー2
  • 網取付時にクランピングバー先端がフックR部分の奥へきちんと入っている事を確認する。
  • 一定時間稼働後、ボルトの増し締めを行い、緩みを再度吸収する。
POINT 3):大きすぎる―投入サイズ・投入落差
落差

網の線径に対して、投入サイズが大きすぎたり、投入口から網面までの落差が大きすぎる場合に、網が投入時の衝撃に耐えられず、破損に繋がる事があります。

また、過度な投入量、過大な投入サイズは 網が過重に耐えられなくなり、素線の伸びや、折れが発生し、バタツキ、破損へとつながる事があります。

  • 投入塊に合う線径を選択する
  • 投入落差が大きい場合、魔板等、緩衝材を途中へ設置する
  • 保護網の設置、破砕サイズの変更 等、製品選別網への負荷軽減策を行う
  • 投入量の調整
  • 定量供給でない場合:バックホー等、バケットから「ドサッ」と投入する場合は、バケットを網に出来るだけ近づけ、徐々に投入する
POINT 4):中間押さえ板と金網の間に平ゴムを入れていない
センター押さえ

5尺幅以上の振動フルイでは、中間押さえ板を使用した構造となっている場合が多く、これに使用される平ゴムは中間押さえ用アングルおよび、平鋼と網の直接接触を避ける緩衝材としての役割があります。

この平ゴムを使用していない、摩耗したまま使用している、ズレている等、きちんと取りついていない場合、押さえ板と網の境界付近が切れてくる事があります。

  • 網交換の都度、平ゴムを新品と交換する。網の上下を平ゴムでサンドイッチして、上側フラットバー、下側アングルとの直接接触を防ぐ。

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